“口調”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くちょう76.6%
くてう17.2%
くちぶり1.6%
くちやう1.6%
くちよう1.6%
アクセント1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女は例のごとく過去の権化(ごんげ)と云うべきほどの屹(きっ)とした口調(くちょう)で「犬ではありません。左りが熊、右が獅子(しし)でこれはダッドレー家(け)の紋章です」
倫敦塔 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
けれど斯(か)ふ言ふのが温泉場(をんせんば)へ行(ゆ)く人(ひと)、海水浴場(かいすゐよくぢやう)へ行(ゆ)く人(ひと)乃至(ないし)名所見物(めいしよけんぶつ)にでも出掛(でかけ)る人(ひと)の洒落(しやれ)た口調(くてう)であるキザな言葉(ことば)たるを失(うしな)はない。
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
と云ったその言葉は極めて簡単であったが、打水の涼しげな庭の景色(けしき)を見て感謝の意を含(ふく)めたような口調(くちぶり)であった。主人はさもさも甘(うま)そうに一口啜(すす)って猪口(ちょく)を下に置き
太郎坊 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
その時(とき)、電燈(でんとう)の笠(かさ)にとまつてゐた黄金蟲(こがねむし)が豫言者(よげんしや)らしい口調(くちやう)で、こんなことを言(い)ひました。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
『私(わたくし)は喋(しやべ)る事(こと)が下手(へた)だから、分(わか)らなかつたら、何度(なんど)でも聽返(きゝかへ)して下(くだ)さい。』と例(れい)の口調(くちよう)で
その口調(アクセント)には少し外国訛(なま)りがあったが、それは全くほんの少しである★。