“二足”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふたあし91.7%
にそく8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最初の一足(ひとあし)で十マイル、それで脛(すね)の半分どころの深さでした。二足(ふたあし)目も十マイル、その時には、水がちょうど彼の膝の上まで来ました。
子供(こども)は、二足(ふたあし)、三足(みあし)歩(ある)くと足(あし)もとの小石(こいし)を拾(ひろ)って、それを珍(めずら)しそうに、ながめていました。鶏(とり)が餌(え)を探(さが)していると立(た)ち止(ど)まって
幾年もたった後 (新字新仮名) / 小川未明(著)
二足(にそく)つかみの供振(ともぶり)を、見返(みかへ)るお夏(なつ)は手(て)を上(あ)げて、憚樣(はゞかりさま)やとばかりに、夕暮近(ゆふぐれぢか)き野路(のぢ)の雨(あめ)、思(おも)ふ男(をとこ)と相合傘(あひあひがさ)の人目(ひとめ)稀(まれ)なる横※(よこしぶき)、濡(ぬ)れぬ前(きき)こそ今(いま)はしも
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「又(また)靴(くつ)の中(なか)が濡(ぬ)れる。何(ど)うしても二足(にそく)持(も)つてゐないと困(こま)る」と云(い)つて、底(そこ)に小(ちひ)さい穴(あな)のあるのを仕方(しかた)なしに穿(は)いて、洋袴(ずぼん)の裾(すそ)を一寸(いつすん)許(ばかり)まくり上(あ)げた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)