“すな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
砂60.3%
沙37.2%
即0.6%
漁0.6%
熱砂0.6%
砂上0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬方(うまかた)と馬方(うまかた)が喧嘩(けんくわ)をはじめました。砂(すな)ツぽこりの大道(だいどう)の地(ぢ)べたで、上(うへ)になつたり下(した)になつたり、まるであんこ の中(なか)の團子(だんご)のやうに。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
沙(すな)が赤錆びているので手拭などすぐ渋紙色に染る。それで赤湯の名があるらしい。宿は一軒で二棟ある。四、五十人は泊れるであろう。
三国山と苗場山 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
父の言葉を一々今覚えて居(を)りませんが、たゞ一ツしつかりと私の心に留つたことがあり升(ます)、何かといふと、自分の弱味を知る時は即(すな)はち自分の強くなる時で
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)
かれ、その猨田毘古(さるたひこ)の神、阿邪訶(あざか)に坐(いま)せる時に漁(すな)どりして、ヒラブ貝にその手を咋(く)ひ合されて海塩(うしお)に溺(おぼ)れたまひき。
嵐と熱砂(すな)と猛獣とに占領されているこんな沙漠では到底聞くことの出来難い、真に神韻漂渺とした音楽の音色でありました。
はたして一艘の小舟の水際より四五間も曳き上げてあるをその周囲(まわり)を取り巻いて、ある者は舷(ふなばた)に腰かけ、ある者は砂上(すな)にうずくまり、ある者は立ちなど、十人あまりの男女が集まっている
女難 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)