“ぐせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
癖80.0%
救世13.3%
弘世6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まだ二十五六の、遊び癖(ぐせ)の拔け切らないのを、叔父の佐兵衞に引取られて、年上の從兄(いとこ)吉三郎と一緒に、商賣を仕込まれてゐるといつた、一寸好い男です。
おもてには、静浄を装って、救世(ぐせ)を口にしながら、山を下りれば、俗人以上に、酒色をぬすみ、事があれば、太刀薙刀(なぎなた)をふるって、暴力で仏法の権威を認めさせようとする。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
……しかし弟(おとと)、この善信は遠国へ流さるるとても、決して、悲しんでたもるまい。念仏弘世(ぐせ)のため、衆生(しゅじょう)との結縁(けちえん)のため、御仏の告命(こくみょう)によって、わしは立つのだ。教化(きょうげ)の旅立ちと思うてよい
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)