“うわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ウワ
語句割合
上64.5%
植11.7%
噂10.2%
浮9.6%
表2.5%
啾0.5%
宇和0.5%
栽0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「誠(まこと)くんだって、なくすやい。昨日(きのう)、上(うわ)ぐつを片(かた)っぽおとしてきて、お母(かあ)さんにしかられていたから。」と、正(しょう)ちゃんはいいました。
ボールの行方 (新字新仮名) / 小川未明(著)
あすこは川添いに柳の木が植(うわ)っている、何とかいう旅館の塀の前あたりの柳の根方に、川に面して黒い蹲踞(うずくま)った男の姿があった。
幽霊を見る人を見る (新字新仮名) / 長谷川伸(著)
譬(たと)えて申しましょうなら、御本宅や御親類は蜂(はち)の巣です。其処へ旦那様が石を投げたのですから、奉公人の私まで痛い噂(うわ)さに刺されました。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「……それに」と志保は自分にたしかめるような調子で呟やいた、「あのじぶんのような浮(うわ)ついた高慢はもう無くなっているから」
菊屋敷 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
心の中は、掻き毟られるように、痛く悲しかったけれど、表(うわ)べは、ただニヤニヤと笑う恋に弱い黒吉だった。
夢鬼 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
その時私たちはあなたのことをどれほどお啾(うわ)さし、一緒にいらっしゃるのならいいのにと思ったか知れませんでした。月のない河のほとりの草の闇(やみ)に螢なども飛んでいました。
青春の息の痕 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
讃岐(さぬき)の小豆島(しょうどしま)の餓鬼飯(がきめし)などは、十六、七歳の女子のみが参与するらしく、伊予の宇和(うわ)地方の御夏飯(おなつめし)にも、年頃(としごろ)の娘ばかりの集会があるということだが、その他の多くの土地では頭(かしら)に立つ女は
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ソシテまずこれが適処に栽(うわ)ったと仮定する。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)