“麒麟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きりん95.0%
キリン5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
腹いっぱいに空気を詰め込んだゴムの象や麒麟(きりん)や虎。そのひとつずつに五六人のお嬢さんが取っついて、ここでも沈めっこをしている。
キャラコさん:07 海の刷画 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
この節、肉どころか、血どころか、贅沢(ぜいたく)な目玉などはついに賞翫(しょうがん)した験(ためし)がない。鳳凰(ほうおう)の髄(ずい)、麒麟(きりん)の鰓(えら)さえ、世にも稀な珍味と聞く。
紅玉 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
サボテンのような、トーテム・ポールのような、麒麟(キリン)の首のような、こういう異様な羅列(られつ)が、中期原生代の赤錆色の湧出物でおおわれた不気味な谷間の中にヒョイヒョイと立っている。
地底獣国 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
人中ノ龍象(リュウゾウ)。天上ノ麒麟(キリン)。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)