“馬(ま)” の例文
梅(めい)をウメ馬(ま)をウマというは皆音なりというた方が至当で、ウは発音の便宜上加えられたんだろ。
馬(ま)ぐさ小屋(ごや)の中の高いびきは、定(さだ)めし心地(ここち)よい熟睡(うまい)におちているだろう。お長屋(ながや)の灯(ひ)もみんな消(き)えて、卜斎(ぼくさい)の家のなかも、主(あるじ)のこえなく、客(きゃく)の笑(わら)いもたえて、シンとしてしまった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「おい、そのばか馬(ま)をこっちに投げてくれ」
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
仔っこ馬(ま)もみんな随(つ)いで行(い)た。
葡萄水 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)