“餐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さん50.0%
めし20.0%
あえ10.0%
く10.0%
もてな10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある時、汽車の旅の無聊(ぶりょう)に、みんなが餐(さん)を共にし、酒も飲んだ。日本の留学生の二三は快活に飲み快活に話したが、二三の留学生は黙々として何も語らない。
ドナウ源流行 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
「じゃ、今日餐(めし)を食いに来ても好(い)いんだろう」
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
娘の福慈(ふくじ)の神もそれをいい、純粋の神の気を享けて神の領から今年、神がはじめてなりいでさせ給うた神のなりものによって純粋の神を餐(あえ)まつることのよしを仲立に
富士 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
既に楚辞にも、秋菊の落英を餐(く)ふ、とある位だ。
菊 食物としての (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
本当に病気は対人関係の慰めと餐(もてな)しを稀薄なものにしてしまう点で最も苦しい気がします。そして私のように溺れやすい者にはことに苦しいことです。
青春の息の痕 (新字新仮名) / 倉田百三(著)