“飇”の読み方と例文
読み方割合
つぢかぜ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
是(これ)東南寸雪(すんせつ)の国の事也、北方丈雪(ぢやうせつ)の国我が越後の雪深(ふかき)ところの雪吹は雪中の暴風(はやて)雪を巻騰(まきあぐる)飇(つぢかぜ)也。雪中第一の難義(なんぎ)これがために死する人年々也。
天色(てんしよく)倏急(にはか)に変(かは)り黒雲(くろくも)空(そら)に覆(おほ)ひければ(是雪中の常也)夫(をつと)空(そら)を見て大に驚怖(おどろき)、こは雪吹(ふゞき)ならんいかゞはせんと踉蹡(ためらふ)うち、暴風(はやて)雪を吹散(ふきちらす)事巨濤(おほなみ)の岩(いは)を越(こゆ)るがごとく、飇(つぢかぜ)雪を巻騰(まきあげ)て白竜(はくりやう)峯(みね)に登(のぼる)がごとし。