“青空”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あおぞら53.3%
あをぞら23.3%
せいくう13.3%
あをそら3.3%
れいめい3.3%
レイメイ3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その途中(とちゅう)、山の上にさしかかりますと、今(いま)までからりと晴(は)れ上(あ)がって明(あか)るかった青空(あおぞら)が、ふと曇(くも)って、そこらが薄(うす)ぼんやりしてきました。
白い鳥 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
蟋蟀(こほろぎ)が鳴く夏の夜(よ)の青空(あをぞら)のもと、神、佛蘭西(フランス)の上(うへ)に星の盃(さかづき)をそそぐ。風は脣に夏の夜(よ)の味(あぢはひ)を傳ふ。銀砂子(ぎんすなご)ひかり凉しき空の爲、われは盃をあげむとす。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
先刻まで一日丸潰れと覚悟を定(き)めていた僕達も、雲間(うんかん)二三尺の青空(せいくう)に恐ろしく慾の皮が突っ張って来た。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
遠くで青空(れいめい)をつげる鶏の声がしている。朗かな夏の朝なり。昨夜の汚ない男の情熱なんかケロリとしたように、風が絹のように音をたてて流れてくる。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
遠くで青空(レイメイ)をつげる鶏の声がする。朗らかな夏の朝、昨夜の情熱なんかケロリとして、風が絹のようにしゅうしゅう流れている。
放浪記(初出) (新字新仮名) / 林芙美子(著)