“陸離”の読み方と例文
読み方割合
りくり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余の病中に、空漠(くうばく)なる余の頭に陸離(りくり)の光彩を抛(な)げ込(こ)んでくれたジェームス教授も余の知らない間にいつか死んでいた。二人に謝すべき余はただ一人生き残っている。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
石(いし)皆(みな)奇状両岸に羅列す、或(あるい)は峙立(じりつ)して柱の若(ごと)く、或は折裂(せつれつ)して門の如(ごと)く、或は渇驥(かっき)の間に飲むが如く、或は臥牛(がぎゅう)の道に横たわる如く、五色(ごしき)陸離(りくり)として相間(あいまじ)わり、皴(しゅん)率(おおむ)ね大小の斧劈(ふへき)を作(な)す
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
僧侶の勝れた布教があって、陸離(りくり)たる光彩を放つものである。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)