“長(は)” の例文
酒(さけ)が其處(そこ)に火(ひ)を點(てん)じた。庭(には)の四本(ほん)の青竹(あをだけ)に長(は)つた繩(なは)の赤(あか)や青(あを)や黄(き)の刻(きざ)んだ注連(しめ)がひら/\と動(うご)きながら老人等(としよりら)と一(ひと)つに私語(さゝや)くやうに見(み)えた。日(ひ)は陽氣(やうき)な庭(には)へ一杯(ぱい)に暖(あたゝ)かな光(ひかり)を投(なげ)た。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)