“錆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さび49.9%
さ49.3%
さびる0.6%
サ0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
痣(あざ)のようにあった、うすい錆(さび)の斑紋(はんもん)も消えているし、血あぶらにかくれていた錵(にえ)も、朧夜(おぼろよ)の空のように、ぼうっと美しく現れていた。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
刀は潮水で少し錆(さ)びてはいましたが、まだよく光ります。スラリと抜き放つと、兵士どもは、あッと叫んで、みんな驚き恐れました。
凡(およ)そ銅鉄の腐るはじめは虫が生ずるためで、「錆(さびる)は腐(くさる)の始(はじめ)、錆(さび)の中かならず虫あり、肉眼に及ばざるゆゑ」人が知らないのであるが、これは蘭人(らんじん)の説であるという説明があって
語呂の論理 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
大刀までこんなに、錆(サ)びついてしまつた……。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)