“躓(こ)” の例文
躓(こ)けつ転(まろ)びつ、裾踏み乱して嗚咽(おえつ)しながら、門まで大次郎のあとを追って出て千浪の耳に聞えたのは、そこの練塀小路の町かどをまがって消えて行く、かれの詩吟の声のみだった。
煩悩秘文書 (新字新仮名) / 林不忘(著)