“衲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わし75.0%
わたし25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「衲(わし)にはてんで読(よ)め居(を)らんわい。弟子の許(とこ)に持つて往(ゆ)かつしやれ、那奴(あいつ)は衲の字と来たら、本人の衲よりもよく読み居るからの。」
衲(わし)も一緒に行って、ようく大僧正様に頼んで上げてもいいとの親切なお話でしたから、さっそく親父にその話をいたしましたら、阿母(おふくろ)を亡くしましてからめっきり気が弱くなっております親父は
蒲団 (新字新仮名) / 橘外男(著)
「衲(わたし)の寺に生りましたので。」と天海は性(たち)の善(い)い小僧を見る折のやうな眼つきをして柿を見た。柿は小僧よりも行儀が善かつたので、別にくつ/\笑出(わらひだ)しもしなかつた。