“虫声”の読み方と例文
読み方割合
ちうせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜業(やげう)の筆を擱(さしお)き、枝折戸(しをりど)開(あ)けて、十五六歩(ぽ)邸内(ていない)を行けば、栗の大木(たいぼく)真黒(まつくろ)に茂る辺(ほとり)に出(い)でぬ。其(その)蔭(かげ)に潜(ひそ)める井戸あり。涼気(れうき)水(みづ)の如く闇中(あんちう)に浮動(ふどう)す。虫声(ちうせい)※々(じゞ)。
良夜 (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)