“藥臭”の読み方と例文
読み方割合
くすりくさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勘次(かんじ)は怪我人(けがにん)の後(うしろ)に隱(かく)れるやうにして自分(じぶん)の番(ばん)になるのを待(ま)ちながら周邊(あたり)が何(なん)となく藥臭(くすりくさ)くて恐(おそ)ろしいやうな感(かん)じに囚(とら)はれた。醫者(いしや)は一人(ひとり)の患部(くわんぶ)を軟(やはら)かに柔(も)んでやつて居(ゐ)たが勘次(かんじ)をちらと見(み)た。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)