“薄紫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うすむらさき95.0%
うすむらさアき5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
霧島躑躅(きりしまつつじ) 常(じやう)——常談(じやうだん)云つちやいけない。わたしなどはあまり忙(せは)しいものだから、今年(ことし)だけはつい何時(いつ)にもない薄紫(うすむらさき)に咲いてしまつた。
続野人生計事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
トなだらかな、薄紫(うすむらさき)の崖(がけ)なりに、桜(さくら)の影(かげ)を霞(かすみ)の被衣(かつぎ)、ふうわり背中(せなか)から裳(すそ)へ落(おと)して、鼓草(たんぽゝ)と菫(すみれ)の敷満(しきみ)ちた巌(いは)を前(まへ)に、其(そ)の美女(たをやめ)が居(ゐ)たのである。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)