“艇外”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ていぐわい50.0%
ていがい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さても、私(わたくし)が櫻木海軍大佐(さくらぎかいぐんたいさ)と武村兵曹(たけむらへいそう)の案内(あんない)に從(したが)つて、海底戰鬪艇(かいていせんとうてい)の縱覽(じゆうらん)を終(をは)つて後(のち)、再(ふたゝ)び艇外(ていぐわい)に出(い)でたのは、かれこれ二時間(にじかん)程(ほど)後(あと)であつた。
吸鍔棹(ピストン)に似(に)たる器械(きかい)の上下(じやうか)するに隨(したが)つて、新鮮(しんせん)なる空氣(くうき)は蒸氣(じようき)の如(ごと)く一方(いつぽう)の巨管(きよくわん)から艇内(ていない)に吹出(ふきだ)され、艇内(ていない)の惡分子(あくぶんし)は、排氣喞筒(はいきぽんぷ)によつて始終(しじゆう)艇外(ていぐわい)に排出(はいしゆつ)せられるから
乗組員の多数は、艇外(ていがい)へとび出して宇宙塵に損傷(そんしょう)した穴の方から消火につとめた。このとき彼らは、やはり空気かぶとをかぶらなくてはならなかった。
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)