“臂(て)” の例文
「昨日、凾谷(かんこく)から来たのですが、悪者に右の臂(て)を傷つけられたものですから、一緒に来られなかったのよ。ほんとに残念よ。」
阿英 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
それがひどく阿英に似ているので、嫂は珏にそういって傍へいって験(しら)べさした。果してそれは阿英であった。珏はうれしくてうれしくてたまらないので、そのまま臂(て)をつかまえて釈(はな)さなかった。
阿英 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)