“膏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あぶら92.2%
こう5.5%
かう2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
京伝馬琴以後落寞として膏(あぶら)の燼(つ)きた燈火(ともしび)のように明滅していた当時の小説界も龍渓鉄腸らのシロウトに新らしい油を注ぎ込まれたが
蟀谷(こめかみ)のところへ紫色の頭痛膏(こう)なんぞを貼(は)って、うるんだ目付をして、物を思うような様子をして、へえ前の処女(おぼこ)らしいところは少許(ちっと)もなかった。
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
そこで天帝は諸神の会議を召集し、特に鴉片煙劫を創(はじ)めることにした。鴉片煙劫とは世間の罌粟の花汁(くわじふ)を借り、熬錬(がうれん)して膏(かう)と成し、人の吸食に任ずるものである。
鴉片 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)