“耳(み)” の例文
さりとも一盞(つ)二盞(つ)は逃(のが)れがたければ、いつしか耳(み)の根(ね)あつう成(な)りて、胸(むね)の動悸(どうき)のくるしう成(な)るに、外(は)づしては濟(す)まねども人(ひと)しらぬうちにと庭(には)へ出(い)でゝ池(いけ)の石橋(いしばし)を渡(わた)つて築山(つきやま)の背後(うしろ)の
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)