“祈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いの79.6%
いのり11.5%
いのる2.5%
ね1.9%
の1.3%
いのっ0.6%
う0.6%
たか0.6%
ノ0.6%
パーテルノストロ0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「私(わたし)が、お約束(やくそく)をいたします。勇(いさ)ましい、遠(とお)い船出(ふなで)から、あなたのお帰(かえ)りなさる日(ひ)を、氏神(かみさま)にご無事(ぶじ)を祈(いの)って、お待(ま)ちしています。」
海のまぼろし (新字新仮名) / 小川未明(著)
一筆(ふで)申上參せ候扨々思ひ掛なく九印(しるし)出拔(だしぬけ)に歸國致し途方に暮參せ候豫々夫婦になり度祈(いのり)居候へども此の後は寛々(ゆる/\)御げんもじも心元(こゝろもと)なく存(ぞんじ)參せ候
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
一 巫(みこ)覡(かんなぎ)などの事に迷て神仏を汚し近付(ちかづき)猥(みだり)に祈(いのる)べからず。只人間の勤を能(よく)する時は祷らず迚も神仏は守り給ふべし。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
それ小さき火花にも大いなる焔ともなふ、おそらくは我より後、我にまさる馨ありて祈(ね)ぎ、チルラの應(こたへ)をうるにいたらむ 三四—三六
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
「朕(われ)西のかた、宝の国を求めむとおぼす、もしことならば川の魚つりくへ。」と祈(の)みたまへる御声の朗かなるを、水脈(みを)しろく漲り落つる瀬のおとの高きがうちに聴くがごとき心地す。
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
唯(ただ)順風を祈(いのっ)て船の出られるのを待(まっ)て居るその間の怖さと云うものは、何の事はない、躄者(いざり)が病犬(やまいぬ)に囲まれたようなものでした。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
さるに香央(かさだ)が家の事は、神の四一祈(う)けさせ給はぬにや、只秋の虫の叢(くさむら)にすだくばかりの声もなし。ここに疑(うたが)ひをおこして、此の祥(さが)を妻にかたらふ。妻四二更に疑はず。
根葉(ねは)からち置(お)けば、昨年(こぞ)今年(ことし)なてや、首里(しゆり)納(をさ)めならぬ、那覇(なは)納(をさ)めならぬ、御百姓(おひやくしやう)のまじりかつ死(じに)に及(およ)で、御願(おねげ)てる御願(おねげ)、祈(たか)べてるたかべ、肝揃(きもそろ)て立(た)てゝ、肝揃(きもそろ)て願(ね)げは
ユタの歴史的研究 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
... 是は倭の国の物実(モノザネ)(又ものしろ)と祈(ノ)み曰ひて乃ち反りぬ」とあるのも、国の呪(カシ)りの為に土を持つて行つたのであつた。
わが爲に彼に向ひて一遍の主の祈(パーテルノストロ)を唱へよ、但しこの世界にて我等の求むる事にて足る、こゝにては我等また罪を犯すをえざれば。 一三〇—一三二
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)