“磯城”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しき62.5%
シキ37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
去るころ、奈良県の某新聞にも、「妖怪変化(へんげ)」と題して幽霊談が掲げてあった。その場所は同県磯城(しき)郡桜井町、某寺の境内である。
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)
「吉隠(よなばり)の浪柴(なみしば)の野(ぬ)」は、大和磯城(しき)郡、初瀬(はせ)町の東方一里にあり、持統天皇もこの浪芝野(なみしばぬ)のあたりに行幸あらせられたことがある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
四五十年あとまでは、唯關と言ふばかりで、何の標(シルシ)もなかつた。其があの、近江の滋賀の宮に馴染み深かつた、其よ。大和では、磯城(シキ)の譯語田(ヲサダ)の御館(ミタチ)に居られたお方。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
四五十年あとまでは、唯(タダ)関と言ふばかりで、何の標(シルシ)もなかつた。其(ソレ)があの、近江の滋賀の宮に馴染み深かつた、其よ。大和では、磯城(シキ)の訳語田(ヲサダ)の御館(ミタチ)に居られたお方。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)