“矯(あ)” の例文
ふと轟(とどろ)いたお政の声に、怖気(おじけ)の附いた文三ゆえ、吃驚(びっくり)して首を矯(あ)げてみて、安心した※お勢が誤まッて茶を膝(ひざ)に滴(こぼ)したので有ッた。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
と云わして置いて、お勢は漸く重そうに首を矯(あ)げて、世にも落着いた声で、さもにべなく
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)