“浄地”の読み方と例文
読み方割合
じょうち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかも今度(こんど)の私(わたくし)の修行場(しゅぎょうば)は、山(やま)の修行場(しゅぎょうば)よりも一段(だん)格(かく)の高(たか)い浄地(じょうち)で、そこには大(たい)そうお立派(りっぱ)な一体(たい)の竜神様(りゅうじんさま)が鎮(しず)まって居(お)られたのでした。
ご心情(しんじょう)はさもあること。しかしまだそのまえに、臣(しん)としての役目がいくらものこされてある。都田川(みやこだがわ)にかけられた御首級(みしるし)をうばって、浄地(じょうち)へおかくし申すこと。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
血を見せてはならぬ法(のり)の浄地(じょうち)、教(おしえ)の霊場なのです。——いくたびか抜きかかった小柄(こづか)を押え押えて、必死と黒い影を追いました。今十歩、今十歩と、思われたとき、残念でした。無念でした。