“浄”のいろいろな読み方と例文
旧字:淨
読み方割合
きよ98.3%
じょう0.6%
キヨ0.6%
ギヨ0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それだのに君は、実に浄(きよ)らかな燦かな玲瓏たる紅顔を何時迄も保っている。どうして君に対する忌しい取沙汰なぞを信用出来ようか。
錦切(きんぎ)れの衣裳をつけた正旦(せいたん)の鼠や、黒い仮面(めん)をかぶった浄(じょう)の鼠が、続々、鬼門道から這い出して来るようになると、そうして、それが、飛んだり跳ねたりしながら
仙人 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
黒ずんだり、薄暗く見えたりした隈が、次第に凝り初めて、明るい光明の中に、胸・肩・頭・髪、はつきりと形を現(ゲン)じた。白々と袒(ヌ)いだ美しい肌。浄(キヨ)く伏せたまみが、郎女の寝姿を見おろして居る。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其他に、本によつて、色んな歌のついて来るのは、「名残り遊び」で、庭浄(ギヨ)めに過ぎない。即、朝倉・昼目・其駒、一つ物の分化したゞけに過ぎないので、神楽は実に、茲きりの物だつたのだらう。