“洽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あまね71.4%
あま28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聊斎志異(れうさいしい)が剪燈新話(せんとうしんわ)と共に、支那小説中、鬼狐(きこ)を説いて、寒燈為に青からんとする妙を極めたるは、洽(あまね)く人の知る所なるべし。
親(しん)を洽(あまね)くし衆を和するも、恒(つね)に斯(ここ)に於(おい)てし、禍(わざわい)を造り敗(はい)をおこすも、恒(つね)に斯(ここ)に於てす、其悪(あく)に懲り、以て善に趨(はし)り、其儀を慎(つつし)むを尚(たっと)ぶ、といえり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
如何となれば世間往々旧時の教育法に恋々する者あるをもって、新教育の未だ洽(あま)ねからざるを知るべければなり。
政事と教育と分離すべし (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
虹の松原に因(ちな)んで名を虹汀(こうてい)と改め、八景を選んで筆紙を展(の)べ、自ら版に起して洽(あま)ねく江湖(こうこ)に頒(わか)たん事を念(おも)へり。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)