“母(が)” の例文
お父(ど)にも何度も頼んでみたんですが、今じゃお父よりもお母(が)のほうが意地を張って、けしかけているような始末です。
凍雲 (新字新仮名) / 矢田津世子(著)
「お母(が)あ! 俺が日傭(ひでま)で取って来た銭(ぜに)だけは蓄(た)めでてけれ。馬を買うのだから。」
馬 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
金持ちにあ金こ貯まるばかしでな。貯まれば貯まる程きたなくなるってな。あぶらやのお父(ど)さんもお父さんだが、お母(が)さんの締まることったら、鶏さやる餌を
凍雲 (新字新仮名) / 矢田津世子(著)
「お母(が)あ! 銭(ぜんこ)けろ。銭けろってばな。姉さ餞別しんのだからや。お母あ!」
黒い地帯 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
「お母(が)あ! 銭(ぜに)なら、まだ残ってるのだぞ。」
馬 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)