“正気”のいろいろな読み方と例文
旧字:正氣
読み方割合
しょうき75.0%
せいき17.3%
しやうき7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とにかく彼はえたいの知れない幻(まぼろし)の中を彷徨(ほうこう)した後(のち)やっと正気(しょうき)を恢復した時には××胡同(ことう)の社宅に据(す)えた寝棺(ねがん)の中に横たわっていた。
馬の脚 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
吾々(われ/\)が十六七のとき文天祥(ぶんてんしやう)の正気(せいき)の歌などにかぶれて、ひそかに慷慨(かうがい)家列伝に編入してもらひたい希望で作つたものと同程度の出来栄(できばえ)である。
艇長の遺書と中佐の詩 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
予は是(ここ)に於て、予が警告を再(ふたたび)するの、必要なる所以(ゆゑん)を感ぜざる能(あた)はず。予は全然正気(しやうき)にして、予が告白は徹頭徹尾事実なり。卿等幸(さいはひ)にそを信ぜよ。
開化の殺人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)