“正利”の読み方と例文
読み方割合
まさとし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
重役のひとりたる陶義近(すえよしちか)が罵(ののし)ると、その列の上座にいた老臣の蔵光正利(まさとし)、村井河内(かわち)、益田孫右衛門なども口をそろえていい出した。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
町名は湊町三丁目の裏といつた。標札に真面目な字で渡辺正利(まさとし)と書いてある。老婆が導いて十二畳の室(しつ)に通る。表の見かけより中の造りは広くて手が入つてる。
坊つちやん「遺蹟めぐり」 (新字旧仮名) / 岡本一平(著)
是が福山阿部の分家である。分家二世は靱負正依(ゆきえまさより)、三世は長門守正利(まさとし)、四世は靱負正溥(まさひろ)、五世は隼人正純(まさずみ)である。丁巳六月に駿府加番の命を受けたのは、此正純である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)