“枯芝”の読み方と例文
読み方割合
かれしば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西風(にしかぜ)は川(かは)に吹(ふ)き落(お)ちる時(とき)西岸(せいがん)の篠(しの)をざわ/\と撼(ゆる)がす。更(さら)に東岸(とうがん)の土手(どて)を傳(つた)うて吹(ふ)き上(あ)げる時(とき)、土手(どて)の短(みじか)い枯芝(かれしば)の葉(は)を一葉(ひとは)づゝ烈(はげ)しく靡(なび)けた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
その証拠と云うのは、乾板のある場所で廻転した際と、枯芝(かれしば)を跨(また)ぎ越した時と——その二つの場合に、利足(ききあし)がどっちの足か吟味してみるんだ。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
この辺(へん)の水の在る所で今夜はこの枯れた樹を集めて、まあ火がよく出来るという考えでその辺の池のある所に荷を卸してまた例のごとく枯芝(かれしば)を集め野馬の糞を拾ってその夜はごく安楽に
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)