“本物”の読み方と例文
読み方割合
ほんもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かの牛(うし)はびぞんといふ牛(うし)で、今日(こんにち)の牛(うし)とはその形(かたち)は異(こと)なつてゐますけれども、鹿(しか)や馬(うま)の形(かたち)はなんとよく似(に)て本物(ほんもの)のようでありませんか。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
水剪紅羅(すゐせんのう)、龍膽(りんだう)、赤熊百合(しやぐまゆり)、本物(ほんもの)の女性美(によしやうび)よりも、おまへたちの方(はう)が、わたしは好(すき)だ。滅(ほろ)んだ花よ、むかしの花よ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
気味の悪い笑い声にギョッとしながらも、悟浄は、この乞食こそあるいは真人(しんじん)というものかもしれんと思うた。この言葉が本物(ほんもの)だとすればたいしたものだ。
悟浄出世 (新字新仮名) / 中島敦(著)