“攣(ひ)” の例文
そうすると腹の中へ行って俄(にわか)に沸騰して胃を膨脹(ぼうちょう)させるから直ぐ癒る。吃逆は筋肉が攣(ひ)き釣(つ)るのだから反対に膨脹させるのが一番だ。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
胸膈(きょうかく)を前へ出して、右の肘(ひじ)を後(うし)ろへ張って、左り手を真直に伸(の)して、ううんと欠伸(のび)をするついでに、弓を攣(ひ)く真似をして見せる。女はホホホと笑う。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)