“戯弄”のいろいろな読み方と例文
旧字:戲弄
読み方割合
からか76.9%
からかい7.7%
なぶ7.7%
ギロウ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
失われた恋に未練を残して人心地も無く日を送っている憐れな自分を戯弄(からか)うために、悪魔が親友の姿をして、此処にこうして歩いているのだ
西班牙の恋 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そうして神様のお啓示(しめし)か、悪魔の戯弄(からかい)かわからないままに、ドキンと、胸が轟(とどろ)くと一緒にハッと吾(われ)に帰るような事が、一日のうち何度となくあるようになりました。
瓶詰地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「そんな具合でもう気の毒で見ていられまへんがな。ほて、もう、わたし、あんた方、そんなつまらんこと言うてお園さん戯弄(なぶ)らんとおいとくれやすいうて、小言いうてました」
狂乱 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
佻易(チョウイ)ニシテ威ナク、音楽ヲ好ミ、倡優(ショウユウ)、側(カタワラ)に在リ、被服軽絹(ケイケン)、常ニ手巾(シュキン)細物(サイブツ)ヲ入レタル小嚢(コブクロ)ヲ懸ケ、人ト語ルニハ戯弄(ギロウ)多ク、歓(ヨロコ)ンデ大笑スルトキハ、頭ヲ几(ツクエ)ニ没スルマデニ至リ
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)