“戟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほこ86.4%
げき13.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見(み)よ、頭(かしら)なき其(そ)の骸(むくろ)、金鎧(きんがい)一縮(いつしゆく)して戟(ほこ)を横(よこた)へ、片手(かたて)を擧(あ)げつゝ馬(うま)に跨(またが)り、砂煙(すなけむり)を拂(はら)つてトツ/\と陣(ぢん)に還(かへ)る。陣中(ぢんちう)豈(あに)驚(おどろ)かざらんや。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
僕は両大学が抑(そもそ)も戟(ほこ)を交ゆるに至つた最所からの径路と、紛糾の真相とを詳細に談(かた)りたいと思ふ。僕等は何人も知る如く当年の弥次だ。
これ吾人が今日において不肖を顧みず、戟(げき)を抜き、隊を成し、区々の意見を陳述せんと欲するゆえんなり。かのブライト氏は曰く
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
孫権は群臣と共に、階を隔てて傲然(ごうぜん)と待ちかまえる。千余人の武士は、階下から宮門にいたるまで、戟(げき)、戈(ほこ)、鎗、斧(おの)などを晃々(こうこう)と連ねて並列していた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)