“怪飛”の読み方と例文
読み方割合
けしと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爺さんは、先刻(さっき)打撲(くらわ)された時怪飛(けしと)んだ、泥も払わない手拭(てぬぐい)で、目を拭(ふ)くと、はッと染みるので、驚いて慌(あわただ)しいまで引擦(ひっこす)って
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
怪飛(けしと)んだようになって、蹌踉(よろ)けて土砂降(どしゃぶり)の中を飛出(とびだ)すと、くるりと合羽(かっぱ)に包まれて、見えるは脚ばかりじゃありませんか。
薬草取 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
きゃっ!と云うと刎(はね)返って、道ならものの小半町、膝と踵(かかと)で、抜いた腰を引摺(ひきず)るように、その癖、怪飛(けしと)んで遁(に)げて来る。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)