“御子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みこ75.8%
おんこ11.3%
ミコ6.5%
おこ3.2%
しし1.6%
をこ1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ややありていう「牢守(ろうも)りは牢の掟(おきて)を破りがたし。御子(みこ)らは変る事なく、すこやかに月日を過させたもう。心安く覚(おぼ)して帰りたまえ」
倫敦塔 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「哭(な)かれな。四郎どの。御身は決して不肖ではない。不孝な御子(おんこ)でもない。……ただお気づきあらぬ落度が一つあられた」
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
事實、刈り上げ祭り以外にも、神の來臨はあつたのである。此武塔神の場合に、御子(ミコ)神を隨へて居られるのは注意せねばならぬ。
御可憐(おかはい)さうなは信太郎とやら云ふ御子(おこ)どすえなー、大方(をゝかた)其女(そのあま)に毎々/\、いぢめられて居(い)やはりなはつたでしやろ、妾(わたし)の家(うち)の隣(となり)にも貴女(あなた)継子(まゝこ)がありましてなー
夜汽車 (新字旧仮名) / 尾崎放哉(著)
空色の長衣を着、白い帯をしめ、御子(しし)鼻に金の鼻眼鏡をかけ、腕の赤い、胴の大きな、肥満した年増の婦人が、シューマンとブラームスとの二、三の歌曲(リード)を、しっかりした声で歌った。
「なに貴女(あなた)それ程(ほど)でも有りますまいで……何(なん)でも聞(き)いた程(ほど)ではないものどす……そー御心配しやはると御子(をこ)はんより貴女(あなた)の方(ほう)が御よはりどすえ」
夜汽車 (新字旧仮名) / 尾崎放哉(著)