“徇(ふ)” の例文
「俺はな、ほんでさ、西洋鵞鳥! 西洋鵞鳥! って徇(ふ)れて、一つ、売りに行って見べえかと思ってるのだけっとも。」
黒い地帯 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
下女(げじょ)と徇(ふ)れていた醜女(みにくいおんな)ばかりを伴(ともな)うて来(き)たので、そうしてこの女(おんな)には乳呑児(ちのみご)があった。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
下女(げぢよ)と徇(ふ)れてゐた醜女計(みにくいをんなばか)りを伴(ともな)ふて來(き)たので、而(さう)して此女(このをんな)には乳呑兒(ちのみご)が有(あ)つた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)