“往古”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むかし43.8%
わうこ12.5%
わうご12.5%
いにしえ12.5%
おうこ12.5%
いにしへ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仰せらるゝ者かな往古(むかし)は昔し今は今なり一旦貴殿に惠(めぐ)みし金子を如何に某し斯(かく)零落(れいらく)して一錢二錢の袖乞(そでごひ)をなせばとて今更受取り申べき謂(いはれ)なし貴殿が昔の恩を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
卸(おろ)して居られし故(ゆゑ)忠右衞門大聲(たいせい)にて當所(たうしよ)は往古(わうこ)より殺生禁斷(せつしやうきんだん)の場所なれば殺生(せつしやう)する者あれば搦捕(からめと)るなりと呼はるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
修復(しゆふく)の度毎(たびごと)に棟札(むねふだ)あり、今猶歴然(れきぜん)と存(そん)す。毘沙門の御丈(みたけ)三尺五六寸、往古(わうご)椿沢(つばきざは)といふ村に椿の大樹(たいじゆ)ありしを伐て尊像(そんざう)を作りしとぞ。作名(さくめい)は伝(つたは)らずときゝぬ。
猿沢の池の畔(ほとり)に、高札を立ててある通り、道に志す武芸の道友とならば、何人(なんぴと)といえど、手合せに関(かま)いはないことになっているが、往古(いにしえ)の荒法師以上
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
たとえば往古(おうこ)支那にて、天子の宮殿も、茆茨(ぼうし)剪(き)らず、土階(どかい)三等(さんとう)、もって安しというといえども、その宮殿は真実安楽なる皇居に非ず。
教育の目的 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
翁が祖父(おほぢ)の其の祖父すらも生(うま)れぬはるかの往古(いにしへ)の事よ。此の郷(さと)に一五二真間(まま)の手児女(てごな)といふいと美しき娘子(をとめ)ありけり。