“弥竪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よだ66.7%
よだち33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と思うと、慄然(ぞっ)として、頭髪(かみのけ)が弥竪(よだ)ったよ。しかし待てよ、畑(はた)で射(や)られたのにしては、この灌木の中に居るのが怪(おか)しい。
あな凄(すさま)じ、と貫一は身毛(みのけ)も弥竪(よだ)ちて、縋(すが)れる枝を放ちかねつつ、看れば、叢(くさむら)の底に秋蛇(しゆうだ)の行くに似たる径(こみち)有りて、ほとほと逆落(さかおとし)に懸崖(けんがい)を下(くだ)るべし。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
危なく声を立てようとして、待てしばし、万一(ひょっと)敵だったら、其の時は如何(どう)する? この苦しみに輪を掛けた新聞で読んでさえ頭(かみ)の髪(け)の弥竪(よだち)そうな目に遭(あ)おうも知(しれ)ぬ。