“封建”の読み方と例文
読み方割合
ほうけん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甥は何と思って清の自慢を聞いていたか分らぬ。ただ清は昔風(むかしふう)の女だから、自分とおれの関係を封建(ほうけん)時代の主従(しゅじゅう)のように考えていた。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
我(わが)封建(ほうけん)の時代、百万石の大藩に隣(となり)して一万石の大名あるも、大名はすなわち大名にして毫(ごう)も譲(ゆず)るところなかりしも、畢竟(ひっきょう)瘠我慢の然(しか)らしむるところにして、また事柄(ことがら)は異なれども
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ただし大阪は今日でも婚礼(こんれい)に家柄(いえがら)や資産や格式などを云々(うんぬん)すること東京以上であり元来町人の見識の高い土地であるから封建(ほうけん)の世の風習は思いやられる従って旧家の令嬢(れいじょう)としての衿恃(きょうじ)を
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)