“寛正”の読み方と例文
読み方割合
かんしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大体彼は建築道楽で、寛正(かんしょう)の大飢饉に際し、死屍(しし)京の賀茂川を埋むる程なのに、新邸の造営に余念がない。
応仁の乱 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
まず寛正(かんしょう)の六年秋には、忘れも致しません九月十三日の夜亥(い)の刻ごろ、その大いさ七八尺(しゃく)もあろうかと見える赤い光り物が、坤方(ひつじさる)より艮方(うしとら)へ、風雷のように飛び渡って、虚空(こくう)は鳴動
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
寛正(かんしょう)二年には、畿内(きない)河内(かわち)の国で畠山兄弟の家督をめぐる戦争が終りそうもないので、そのために都近くも物情騒然となったが、そのうえ、春のころから悪性の流行病がまんえんして