“実心”の読み方と例文
旧字:實心
読み方割合
まごゝろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
歳(とし)も十七なればかねて聟(むこ)をと思ひをりたるをりからなれば、かのしのび男が実心(まごゝろ)に愛(めで)て早速(さつそく)媒(なかだち)の橋(はし)をわたし、姻礼(こんれい)もめでたくとゝのひて程(ほど)なく男子をまうけけり。其家(そのいへ)今猶(なほ)栄(さか)ゆ。
神明かの男が実心(まごゝろ)を憐(あはれ)み、人々のいのりをも納受(なふじゆ)まし/\けん、かの娘目の覚(さめ)たるがごとくおきあがり母をよびければ、衆(みな)奇異(きゐ)のおもひをなし、むすめの側(そば)にあつまりていかに/\といふ。