“孀”の読み方と例文
読み方割合
やもめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この土地は人情がよくないから、親のない子や孀(やもめ)では暮していけない。阿繊ももう、あなたの家の婦(よめ)になっておる。ここを
阿繊 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
孀(やもめ)のお勝も源兵衛の妹だけあって気性の勝った人で、お園が男のように竹馬に乗ったりして遊ぶのを叱言(こごと)もいわずに、五分(ぶ)刈の男姿にしておいた。
竹本綾之助 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
中ざしキラキラとさし込みつつ、円髷(まるまげ)の艶(つやや)かなる、旧(もと)わが居たる町に住みて、亡き母上とも往来(ゆきき)しき。年紀(とし)少(わか)くて孀(やもめ)になりしが、摩耶の家に奉公するよし、予もかねて見知りたり。
清心庵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)