“呉床”の読み方と例文
読み方割合
あぐら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後に更に吉野(えしの)にいでましし時に、その童女の遇ひし所に留まりまして、其處(そこ)に大御呉床(あぐら)を立てて、その御呉床にましまして、御琴を彈かして、その童女に儛はしめたまひき。
四旒(りゅう)の生絹(すずし)、供えものの唐櫃(からびつ)、呉床(あぐら)、真榊(まさかき)、根越(ねごし)の榊(さかき)などがならび、萩乃とお蓮さまの輿(こし)には、まわりに簾(すだれ)を下げ、白い房をたらし、司馬家の定紋(じょうもん)の、雪の輪に覗き蝶車の金具が
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
兵を河の邊(べ)に隱し、またその山の上に、絁垣(きぬがき)一を張り、帷幕(あげばり)二を立てて、詐りて、舍人(とねり)を王になして、露(あらは)に呉床(あぐら)にませて、百官(つかさづかさ)、敬(ゐやま)ひかよふ状、既に王子のいまし所の如くして