“名(つ)” の例文
伊吹ノ城から遠からぬ近江国犬上郡の不知哉川(いさやがわ)の田楽村(でんがくむら)で生れたので、名も“不知哉丸(いさやまる)”と、かりに名(つ)けられた。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
へえゝ真(ま)ツ赤(か)……真(ま)ツ黒(くろ)旨(うま)く名(つ)けましたな、成程(なるほど)真(ま)ツ赤(か)らしい色で……彼(あ)れは。近江屋「彼家(あれ)は宮松(みやまつ)といふ茶屋(ちやや)よ。梅「へえゝ……これは甃石(しきいし)でございませう。近江屋「おや/\よく解(わか)つたね。 ...
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
鬼小島弥太郎も、本姓は小島、名は弥太郎一忠(かずただ)に過ぎないので、鬼だけは、あとから名(つ)いたものである。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
版にして出すとしたら、書名をなんと名(つ)けようか。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
名(つ)けたりな そのアダ名も鉄臂膊(てっぴはく)とは
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)