“可慎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つつまし50.0%
つつま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
構(かまへ)の可慎(つつまし)う目立たぬに引易(ひきか)へて、木口(きぐち)の撰択(せんたく)の至れるは、館の改築ありし折その旧材を拝領して用ゐたるなりとぞ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
案内せる附添の婆(ばば)は戸口の外に立ちて請じ入れんとすれば、客はその老に似気なく、今更内の様子を心惑(こころまどひ)せらるる体(てい)にて、彼にさへ可慎(つつまし)う小声に言付けつつ名刺を渡せり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
懼(おそ)れたるにもあらず、困(こう)じたるにもあらねど、又全くさにあらざるにもあらざらん気色(けしき)にて貫一の容(かたち)さへ可慎(つつま)しげに黙して控へたるは、かかる所にこの人と共にとは思懸(おもひか)けざる為体(ていたらく)を
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)