“口業”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くごう50.0%
こうげふ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は節子が長い長い沈黙から——彼女自身の言草(いいぐさ)ではないが、まるで口業(くごう)でも修めていたかのような沈黙から動き変って来て
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
長い長い沈黙——恐ろしいものだ、口業(くごう)を修めていたかのような私は今までのとおりに何故黙ってばかりいるのか。私は話したい、そして、ほんとに聞いて下さるではないか。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
知者は三千里外にその臭を避け、昧者(まいしや)は一弾指間(しかん)にその毒に中(あた)る。思ふに是泥黎(でいり)の口業(こうげふ)。羅貫中(らくわんちう)水滸伝(すゐこでん)を作つて、三生唖子(さんせいあし)を生むとせば、寿陵余子亦(また)骨董羹を書いて、仰(そも)如何(いかん)の冥罰(みやうばつ)をか受けん。