“取手”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とりで46.4%
とって39.3%
とつて10.7%
とりて3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
句風以外の特色をいはんか、鳥取の俳人は皆四方太(しほうだ)流の書体巧(たくみ)なるに反して、取手(とりで)(下総(しもうさ))辺の俳人はきたなき読みにくき字を書けり。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
母は縫目(ぬいめ)をくけながら子を見てそういった。子は黙って眼を大きく開けると再び鉄壜の蓋(ふた)の取手(とって)を指で廻し始めた。母はまたいった。
火 (新字新仮名) / 横光利一(著)
たゞ皿(さら)の類(るい)は餘(あま)り見當(みあた)りませんが、鉢(はち)、壺(つぼ)、土瓶(どびん)、急須(きゆうす)のたぐひから香爐型(こうろがた)のものなどがあつて、それに複雜(ふくざつ)な形(かたち)の取手(とつて)や、耳(みゝ)などがついてをり
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
つき上る苦敷(くるしき)思(おもひ)も涙も共に唯一息眼つぶりてのみ込ば、又盃は嫁に𢌞りぬきらりと取手(とりて)に光物靜夫が目に入し時、花笄の片々する/\とぬけて、かた袖仲人が取つくろふひまも無
うづみ火 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)